2024年ファミリーキャンプにおすすめ メインランタン   7選 LED編

キャンプギア
出典:ベアボーンズ

 街灯も何もない大自然でのキャンプをするには、焚き火以外の「明かり」が必要です。今回は、キャンプに必要な明かりにスポットを当てて安全性の高いLEDランタンに絞って紹介をさせて頂きたいと思います。

ランタンを選ぶポイント

①明るさ・・・

 キャンプ場で必要な明るさを考慮しましょう。小規模なキャンプ場では比較的低い明るさでも十分ですが、広いエリアを照らす必要がある場合はより明るいランタンが必要です。キャンプ場の夜は、月の明かりはあるものの真っ暗になりますので、ご家族のテント周辺は十分な明るさが必要です。

明るさはルーメン(lumens)で表されます。

ルーメン数が高いほど明るい光を放ちます。

明るさの基準は、だいたい以下に沿って選べれば問題ないかと思います。

①メインランタン

最低1,000lm以上の明るさ

②サブランタン

500lm以上の明るさ

③テーブルランタン

100〜400lm程度

④テント内ランタン

100〜400lm程度

メインランタンであれば1500lm以上、サブランタンであれば500lm程度の明るさがあれば快適に使用可能です!

  

②稼働時間

 キャンプの宿泊日数にもよりますが、ランタンの稼働時間も重要。ランタンの稼働時間が長ければ、充電頻度・電池交換頻度が少なく済みます。LEDランタンは、電池式・充電式の2種類があり、ご自分に合った利便性や汎用性が良いものを検討していく必要がありますので、ランタンの稼働時間は、使用する環境に合わせて選ぶとよいでしょう。

キャンプ用のLEDランタンには、主に電池式と充電式の2つのタイプがあります。

電池式のメリット:

  • 充電時間を気にする必要がないため、急なキャンプにもすぐに利用できます。
  • 予備電池があれば、長期間ランタンを利用することができます。近くのコンビニでも購入できるものなので急なトラブルにも対応がしやすいです。

電池式のデメリット:

  • 電池を交換しなければならないため、充電式に比べてコストがかかる場合があります。
  • 連泊する場合は、予備電池を多く準備する必要がありますので荷物が増えます。

充電式のメリット:

  • 持続時間が長いため、充電器の準備をすることができるだけでなく、ランタンを他の用途にも幅広く使えます。タイプによっては、太陽光での充電ができるので省エネです。
  • 環境に配慮できるため、廃棄処分についての負荷が軽減されます。

充電式のデメリット:

  • 充電時間が必要なため、急なキャンプの場合には利用できず電源サイトorポータブル電源の用意が必要になります。
  • 電池式に比べて初期コストが高いことがあります。

③防水性能

 防水性を求めるランタンは、キャンプで必須のアイテムです。たとえば、突然の雨や霧雨によってキャンプ場が濡れてしまった場合でもランタンが雨滴に濡れたり水没したりすることがないように、防水性に優れたランタンを選ぶようにしましょう。

防水性能の表示には IPコードというものが使われます。IPはIngress Protectionの略で、数字で表された2つの数字は、順に、固体物の侵入(IP5○)液体の侵入保護(IP○4)レベルを表すものです。最低でもIP54レベル以上のランタンを選ぶと、雨天時など水滴がかかるような場面でも安心して使用できます。ランタンは乾燥した状態で保管することをお勧めします。

 

ランタンの種類・・・

LEDランタン

 LEDランタンは、最も一般的なキャンプ用ランタンの一つです。LED(Light Emitting Diode)は省エネルギーで明るい光を発するため、長時間の使用に適しています。一般的に電池や充電式で動作し、持ち運びやすく、火傷の心配もないので安全性も高いので、初心者キャンパーや小さなお子様がいる方にも向いております。

出典:ベアボーンズ

ガソリンランタン

 ガソリンランタンは、燃料としてガソリンを使用するタイプのランタンです。ガソリンランタンは非常に明るい光を放ち、広範囲を照らすことができます。一方で、ガソリンの取り扱いには火気や換気の注意が必要であり、燃料の補充や点火の手順にも慣れる必要があります。メンテナンスも必要なアイテムが多いので、どちらかというと上級者向けのランタンです。

オイルランタン

 オイルランタンは、燃料としてランプオイルやケロシンを使用するタイプのランタンです。ガソリンランタンと同様に明るい光を放ち、雰囲気を演出することができます。オイルランタンはガソリンランタンに比べて取り扱いが簡単ですが、点火時には注意が必要です。ガソリンランタン同様、味の出るthe ランタンというイメージの形状が多い人気のジャンルです。

出典:photo AC

ガスランタン

 ガスランタンは、ガスボンベからガスを供給して動作するタイプのランタンです。ガスランタンは明るく安定した光を提供し、使い勝手が良いとされています。多くのガスランタンは点火ボタンが付いているため、点火が簡単です。筆者自身もメインランタンは、こちらのシリーズを使っており使い勝手の良いモデルが多い印象です。

出典:photo AC

 

 どのタイプのランタンを選ぶかは、個々の好みやキャンプの条件によります。LEDランタンは安全で使いやすいですが、明るさや範囲に制限があり、ガソリンランタンオイルランタンは明るさに優れていますが、取り扱いには注意が必要です。ガスランタンは使い勝手が良く明るいですが、ガスボンベの持ち運びに注意が必要です。選ぶランタンは、自分のしたいキャンプと利便性・安全性などを考慮して決めると良いでしょう!

今回は、ファミリーキャンプにオススメのメインランタンLED編ということで、オススメのLEDランタンを紹介致します!

ファミリーキャンプにオススメのランタン 7選 メインランタン LED編

ジェントス EX1300

 東京に本社を置く国内メーカーのLEDランタン。LEDと言えば、ジェントスというイメージがあるぐらい良く見る製品。3色(白色・昼白色・暖色)調色可能ダイヤルスイッチを回して調光の調節が出来ます。電池残量を知らせるインジケーターも搭載されているので、予備電池の必要性も一目でわかります。

ルーメン数最大1300lm
防水性IPX4(防滴性能あり)
電源電池式
連続点灯時間7時間(最大出力)〜350時間(最低出力)
出典:ジェントス

ジェントス EX-300H

 EX1300とかなり近い仕様になっておりますが、防水防塵性能が高く10mの落下にも耐えられる仕様。キャンプのみならず、災害時にもかなり活躍してくれそうな高耐久ランタン。デザインも少し無骨な感じでカッコよく、USBで電子機器にも充電や給電も出来ます。

ルーメン数最大1300lm
防水性IP68(2m防水)
電源電池式
連続点灯時間6時間(最大出力)〜270時間(最低出力)
出典:ジェントス

ジェントス EX366D

 EX1300と比べると、シャープな形状で防塵・防滴のグレードが高くなっている製品、最大ルーメン数としてはこちらがやや劣っておりますが、こちらも3色(白色・昼白色・暖色)調色可能でダイヤルスイッチを回して調光の調節が出来ます。1mの落下耐久を持っておりますので、頑丈な作りとなっております。

ルーメン数最大1000lm
防水性IP66(2m防水)
電源電池式
連続点灯時間11時間(最大出力)〜340時間(最低出力)
出典:ジェントス

コールマン バッテリーガードLED ランタン/1000

 キャンプと言えばの有名ブランド コールマンのLEDランタン。電池を入れっぱなしにしている状態だと、過放電による液漏れ・電池切れが起きてしまうケースがありますが、こちらのランタンに付属しているバッテリーガードがあればそれらを防止することが出来ますので、従来よりも電池寿命を25%伸ばすことが出来ます。

ルーメン数最大1000lm
防水性IPX4
電源電池式
連続点灯時間14時間(最大出力)〜200時間(最低出力)

コールマン クアッドマルチパネルランタン

 コールマンでも人気のマルチパネルランタンは、名称の通りマルチな活躍をしてくれる変わり種ランタンです。光量としては、1000lmないものの比較的光量も強く、携帯の充電も可能。最も特徴的なのは、夜のキャンプ中ご家族がトイレや炊事場に行く際に、外側についているパネルを外すことで、足元や手元を照らすライトに変化してくれます。

ルーメン数最大800lm
防水性IPX4
電源電池式
連続点灯時間20時間(最大出力)〜196時間(最低出力)パネル:3時間
出典:コールマン
出典:コールマン
出典:コールマン

ルーメナー2 

 韓国より展開されているこちらも人気のLEDランタン。3色の明かりと4段階の調節が出来き、防水性も抜群。1.5kgの荷重に耐えられる強力なマグネットフックが取り付いているので、テントや布に挟んで使用することが出来ますので、角度の調節も自由です。また、モバイルバッテリーにもなるのでスマートフォンの充電など、災害時にも活躍します。

ルーメン数最大1500lm
防水性IP67相当
電源充電式
連続点灯時間8時間(最大出力)〜100時間(最低出力)
出典:楽天市場
出典:楽天市場

WAQ LANTERN2 

 大阪発のアウトドアブランドが展開するLEDランタン。コット・インフレータブルマットなどの評価が高い当社ですが、こちらのLEDランタンも非常に好評です。長方形の形状でカラビナなどに引っ掛けて使用する他、三脚にも設置可能。こちらも3色の明かり4段階の調光も出来き、防水性も抜群です。また、モバイルバッテリーにもなるのでスマートフォンの充電など、災害時にも活躍します。

ルーメン数最大1650lm
防水性IP67相当
電源充電式
連続点灯時間8.5時間(最大出力)〜60時間(最低出力)

まとめ

 ここまでご覧頂きまして、ありがとうございました。最初のランタンとしては、非常に扱いやすくお子様の火傷の心配なども少ないLEDランタンをメインに紹介をさせて頂きました。別記事にて、サブLEDランタンも紹介させて頂きますので、またご覧頂ければと思います。それでは、楽しいキャンプライフを!

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