2024年　ファミリーキャンプにオススメ　ドームテント　6選

テントのジャンルには、ドームテント・ワンポールテント・ポップアップテント・2ルームテントなど4種類程ありますが、今回ファミリーテントに適したドームテントをご紹介をさせて頂きます。

ドームテントとは・・

ドームテントとは、テントの形がドーム状になっているテントのことで、テントと言えばこの形とイメージされる最もポピュラーな形状です。初心者にも設営しやすい点や重量もそこまで重くないので、初めてテントをされる方には非常に入りやすいテントジャンルとなっております。

ドームテントのメリット・・

設営が簡単

基本的には、種類にもよりますが組み立ての骨格となるポールが2〜3本程となっておりますので、構造がシンプルで初心者でも設営がしやすいです。メーカーによっては、スリーブとポールに色が付いているので同じ色に差し込むだけで簡単にできるものもあります。

設営する手順など動画でも紹介されていることが多いので、設営前にチェックしていくとスムーズに設営できますので、参考にして見て下さい。

コンパクト・乾燥し易い

2ルームテントなどと比べると、ポールの数も少なくフライシート・インナーシートもそこまで大きくならないのでコンパクトで持ち運びも非常に楽です。そのため、ソロキャンプ（一人でのキャンプ）でバイクや自転車でふらっとテント泊する方なども使用しています。

湿気や雨などで濡れてしまった場合、カビなどの防止にテントを乾かす必要が出てきますがコンパクトであるので、キャンプ場でも家でも場所を選ばず乾かすことが出来ます。

風にも強い

ドームテントは、半円状の形状をしているため風を受け流す構造になっております。テントを張る際には、風向きを考えて設営することも多いですが、ドームテントはどの方向から風が来ても強いので、初心者としては扱い易い点があります。

ドームテントのデメリット・・

タープの準備が必要

ドームテントにも前室を作ることができるタイプをありますが、やはりファミリーキャンプで使用するにはタープが別途必要になってきます。

いわゆる、リビングスペースの様なものになりますが基本的なキャンプスタイルとしてタープ＋テントの組み合わせ（2ルームテントを除く）になります。ここのスペースで家族・夫婦での食事を楽しむわけですが、タープ設営を行なった後テント設営までするので、最初の内は時間がかかってしまうことかと思いますし、またテントだけではなくタープを購入する予算も確保しておく必要が出てきます。

雨だとリラックスできないケースも

タープによりリビングスペースが確保され、晴れ晴れした天気の中だと非常に涼しくリラックスできる反面その開放感から雨風が少し強いと、タープ内の物が濡れてしまってビショビショになってしまうこともあります。

その際は、タープの両端を少し低くしたりと工夫が必要になってくるかと思います。

オススメ　ドームテント　紹介

スノーピーク　アメニティドームM

スノーピークは、新潟での製造を行なっている会社でオシャレかつ高品質なブランドです。最近では大型商業施設の中にも入っている有名ブランドで、キャンパーなら誰もが知っているアウトドアブランドです。

ポールを使ってフライシートを跳ね上げれば、前室を作ることが出来ますのちょっとしたスペースに荷物を置いたりする事も出来ます。

テントの防水性を表す耐水圧ですが、スノーピークは1800mmミニマムがうたわれており、平均値が1800mmではなく、テントのどこを測定をしても1800mmの耐水圧を保証しているという精度の高さで作られておりますので、その品質の高さがわかるかと思います。

また、完全国内生産で作られた国産製品であることも人気の理由として挙げられます。

こちらの製品は、エントリーモデルのためコストパフォーマンスが高く・ポールとスリーブに色が付いておりますので組み立てもわかりやすいシリーズとなっております。

コールマン　BCクロスドーム/270

コールマンが販売しているドームテントBCクロスドーム/270です。

アメリカで1901年創業された老舗メーカーで、安価な物からハイスペックなテントまで、幅広いラインナップを取り揃えている非常に有名なアウトドアメーカーです。

なんと言ってもコストパフォーマンスが高いテントで、キャノピーポール（前室を立ち上げるためのポール）・ペグ・ハンマーが付属しているので、入門テントしては申し分ないオススメテントです。

タフスクリーンタープ/400は別途購入が必要となりますが、連結して2ルームテントの形にすることが出来ます。全面メッシュ・クローズ出来ますので、風通しが良く寒い時期など締め切って使えます。

DOD 　THE TENT L

2008年に立ち上げた国内アウトドアブランドのDODが展開しているTHE TENT Lです。

タラコ・デラックス（寝袋）やカマボコリュック（バッグ）など、秀逸なキャンプギアの名称で楽しませてくれるアウトドアブランドで、可愛らしいウサギのロゴも特徴の一つです。

インナーテント（寝室部分のテント）の高さが、200cmと高いためテント内でも立って行動することができます。腰を屈めてお子様の着替えをさせたりする必要がありませんので、テント内でのストレスを軽減できます。

耐水圧も2000mmと高いので、雨が強くても安心できる仕様になっております。一般的に、防水性が高いと通気性も悪くなり熱がこもりやすくなると言われておりますが、 THE TENT Lは両側にベンチレーター（通気孔）を取り付けてあるので空気の循環をしっかりしてくれます。

ogawa ピスタ34

ogawa(キャンパルジャパン) ピスタ34 ブラウン×サンド×レッド 2657 楽天で購入

1914年創業で100年以上続く老舗アウトドアブランドで、品質にこだわったテントです。国内メーカーならではの日本の気候に適したテント作りをしている品質の高いテントが特徴です。

ogawaテントは渋めの色合いがオシャレなだけでなく、テント性能も高く耐水圧も1800mmと高く、ポールもアルミ合金を採用しており非常に軽量なため持ち運びが非常に楽になります。

ドームテントでは珍しいスカート（フライシートの足元）も付いているので寒い時期に使用しても、冷気が入りづらい構造になっておりますので、オールシーズン（春・夏・秋・冬）使えます。

※4人以上で使用したい場合は、ピスタ5も御座います。

ogawa(キャンパルジャパン) ピスタ5 5人用 ブラウン×サンド×レッド 2656 楽天で購入

Whole Earth EARTH DOME 270

国内アウトドアブランドのホールアースは、以前までスポーツアイテムの商品展開をしている株式会社デサントが取り扱っておりましたが、現在は株式会社ピースという別の会社で取り扱いを始めを今後新しいラインナップが出てくると期待できるメーカーです。

EARTH DOME 270は、スノーピークのアメニティドームに形状が少し似ている形となっておりまして、前室が広めに設定されており正面と側面がメッシュ構造にできるので通気性を上げられる反面、フライシートにスカートが付いておりますので寒い時期も対応できるオールシーズン適合タイプとなっております。

メインポールも超々ジュラルミン（スノーピークも同様）を使用しており、軽量で耐久性の高いものを使っているのでしっかりとした作りであることがわかります。

色合いも自然に溶け込むようなカッコイイデザインとなっております。

FIELDOOR（フィールドア） フィールドキャンプドーム300

フィールドアは、2002年にアウトドアブランドとして展開を始めた国内メーカーで、非常にリーズナブルなキャンプギア（キャンプアイテム）を取り揃えております。

低価格の理由は、実店舗を持たずにネット販売のみを行っているため販売におけるコストが抑えられているからです。だからといって、性能が劣っているわけではなく耐水圧をとってみてもコールマンのBCクロスドームと変わらず、テントサイズも大きいため家族5人（大人2人＋子供3人）ほどであれば問題ないサイズ感となっております。

こちらも前室を作るための跳ね上げ用ポールが付属されております。

まとめ・・・

いかがだったでしょうか。

ドームテントはかなり品揃えが豊富で非常にたくさんの種類があり悩まれるかと思いますが、テントに関して言いますとそれなりにしっかりとした製品を使われることをオススメ致します。

人気な製品は、やはりそれなりの理由があって購入されていて使われ続けているものですので、ご家族でキャンプをしている所を想像しながら、ご検討して頂ければと思います。